真田丸・第9話「駆引」の感想!~朝令暮改~ (ネタバレあり)


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毎回予想の斜め上を行く展開で私たちを楽しませてくれる 2016 年の大河ドラマ「真田丸
今週はその第 9 話「駆引」の感想を、管理人独自の視点でまとめます!

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大名たる資格とは

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いよいよ昌幸が信濃・小県の大名になるかどうかといった話が飛び出すまでになりました。

思えば武田家が滅びてからというもの、とにかく生き残りに周辺大名をどう使うかに傾倒していた真田家も、
今や単独で大名として名乗りを上げるかどうかというところまで来たのですね。

管理人はただ放送を見ているだけではありますが、なぜか、なんだか感慨深いです(笑)

当初こそ殊勝に信濃の国衆を一つにまとめあげると言い、
自分自身の大名への立身出世にはとても否定的だった昌幸も、
昌相から「身命を賭してもり立てる」と言われ、まんざらでもない様子。

結局考えた末に、国衆たちとともに信濃を治めるという夢は早々にあきらめ、
自分自身がその長、つまり大名となって信濃を治める道を選択します。

この決断自体は非常にかっこいいのですが、
その裏で気になっているのは室賀正武の扱いですよね。

そもそも信濃の国衆を一つにして、といって正武に北条からの翻意を促したのは他ならぬ昌幸です。
その舌の根も乾かぬうちに、今度は自身が大名になるとぶち上げたわけです。
その手前、簡単には決心した内容を正武に対して披露するわけにはいかないのでしょう。

ちなみに、管理人は断然、昌幸が信濃を治める派です。
このページをご覧の皆さんはいかがでしょうか?

史実がどうであれ、これだけ個性があり愛すべき父でもある昌幸を見せられると、
昌幸が真田家とともにあって、信濃全体を治めるようになってほしいと、つい思ってしまうのでした。

反抗期?

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第 8 話において、調略の相手でもある春日信達への情が湧きかけていた信繁。

その信達が目の前で刺されてしまったことは、彼にとっては大きな悔恨となったはずです。
きっと信繁はこう思っているに違いありません。

「もっと他にやり方があったのではないか。策とはいえ、彼を生かしたままに同じことを叶えられたはず」

今回真田屋敷で行われた、今後を決める話し合いの場においても、
信繁は明らかにわだかまりのある態度を取っていましたしね。

特にそのことを象徴しているのが以下のやり取り。

昌幸「お前は、策とは何かを、まだ知らぬようだ」
信繁「知りたくありませぬ」

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そう。いくら策だったとは言え、自分のためだけにあれほどの人を殺すことはなかったのだ。
若い信繁はきっとそう思っているのでしょう。

もし今が戦国の世でなく、平和な現代であれば。
調略も春日信達を亡き者にすることも必要なく、彼とよい関係を築けたのでしょうが・・・。

「春日も必死だが、われらも必死。余裕などない。だまされたほうが負けだ。
お前は優しすぎる。もっと強くなれ」

この昌相の慰めの言葉も、今の信繁には一体どれだけ響き、刺さったのか。
せめて信繁がこの体験をバネにすることを祈るばかりです。

ようやく和解

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今回のキーポイントとして最も重要な部分。
それは、昌幸と室賀正武が和解し、互いに手を組んだことに尽きます。

「信濃をよその者にむざむざ渡したくない。それだけだ」

その言葉をきっかけにして、ようやくタッグを組むことになった二人。
まさに「歴史的和解」と言ってもいいのではないでしょうか?

これにより、小県の国衆たちをまとめ上げ、
彼らと連合し協力体制の下、信濃を統治することを目指す。
それこそが、まさに昌幸が思い描いているプランというわけです。

正武は張り切ります。
他の国衆の説得に始まり、盛り上げ役までをすすんで務めたのです。

『信濃を地元の国衆たちだけで治め、他の誰の手にも渡さない』

その夢を叶えるために、一生懸命に邁進しているのでしょう。
実際、庭でひとり稽古に励む信繁を見つけた際にも

「お主の父親、なかなかの男よ」

という言葉を残しています。

せっかく正武を味方につけ、いざこれからということになったのですが、
「お主一人で大名になれ」という昌相の言葉にあっさり翻意し、
信濃連合国を実現するという構想はあっさりと捨てる昌幸。

いやぁ、実にもったいないと思うのは管理人だけでしょうか?

戦乱の中では、力をもった一人の人間が治めた方がうまくいくのかもしれません。

それでも、歴史の if として、信濃連合王国があっても良かったのかもしれないなぁと
管理人はそう思わずにはいられないのです。(基本は真田統治派ですが・・・笑)

梅が信繁を支える

もう一つのみどころとして管理人が挙げたいのがこの場面。
梅と信繁が語り合うシーンです。

「より少ない犠牲のために春日信達を利用したことは正しかったのか?」

悩む信繁に梅ははっきりと言います。

「春日様には申し訳ないことですが、私はホッとしています。
だって、戦をしなくて済んだから」

そう。地元で農業を営み、戦時には戦場へと駆り出される彼らにとっては、
戦など起こらないにこしたことはないのですよね。

作兵衛が戦に出てしまえば作物の手入れは難しくなり、
万が一にも信濃が他の誰かの手に渡ってしまえば、田畑も奪われてしまう。

そんなことになるぐらいなら、春日信達の犠牲もやむを得なかった。
まさに地元で必死に生きる百姓たちにとっては、それが現実的な解なんですよね。

「人の命をできるだけ損なわないこと」

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それが大事なことなのだと言う梅の言葉に、信繁は励まされます。

「お前の命を守るためなら、私も知恵を絞れる。そういう侍になればよいのだな」

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いつの間にか信繁にとって、梅はかけがえのない人になっていたんですね。

たった一人のかけがえのない相手を守るためにも。
信繁はようやく決意し、再び立ち上がるのです。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

当サイト「カチレコーズ」では、今後も毎週「真田丸」の感想を発信していきます。
そして今後の放送のあらすじも合わせて公開していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!

↓過去の放送分の感想まとめはこちら↓

真田丸・感想記事まとめ

真田丸のあらすじをまとめたページはこちら!

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