真田丸・ストーリー予告編とあらすじが読めるのはここ!第1話①


真田丸 画像

2016 年の大河ドラマ「真田丸」
第 1 話から高視聴率を記録し、今や大人気ドラマとなっています。

このあらすじページシリーズでは、番組を文字情報でも楽しみたいという方のために、
詳細なストーリーを各話ごとにまとめていきます。

ぜひ皆さんの楽しい番組視聴にお役立てくださいね^^

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真田丸・第1話「船出」のあらすじ①

元和元年 (1615 年)。

豊臣家を滅亡に追いやった「大坂夏の陣」において、
徳川家康を自害寸前にまで追い込んだ一人の武将がいた。
のちに「日の本一の兵」とうたわれる真田源次郎信繁 (通称・幸村) である。

この戦からさかのぼること 33 年。
大名たちが勢力争いを繰り返していた戦国時代の真っただ中で、
信繁は好奇心旺盛な 16 歳の若武者だった。

甲斐の名門・武田家は、稀代の名称・信玄の死後、
息子の勝頼が家督を継いでいる。
勝頼は北に上杉・東に北条・西に織田・南に徳川と、
有力大名に囲まれつつ、勢力挽回の機会をうかがっていた。

ところが天正 10 年 (1582 年) 1 月、勝頼の義弟 (信玄の娘婿)・木曽義昌が織田信長に寝返った。
これいより、武田の領地の西側が丸裸同然となり、信長は一気に武田の領土へと兵を侵攻させた。

最大の危機を迎えた勝頼は、諏訪・上原城に御一門衆筆頭の穴山梅雪、
親類衆の小山田信茂、筆頭家老の跡部勝資など諸将を集めて軍議を開いた。
そこで、味方のさらなる離反が明かされた。

軍議は紛糾した。
跡部は裏切り者の義昌を討つことを声高に叫び、
梅雪は武田の本拠・甲斐の新府城に戻り、態勢を立て直すべきだと主張した。

勝頼はそれぞれに耳を傾け、家臣団を見回すと、一人の武将で目を止めた。

「安房守、お主はどう思う?」

意見を求められ、真田安房守昌幸が進み出た。
信繁の父であり、のちに戦国きっての名将という名を欲しいままにする昌幸も、
このときはまだ武田家の一武将にすぎない。

「今は、いったん、新府に引くが上策かと存じます。潮を読むのでござる。今は引き時。力をためて、待つのです。」

勝頼が頼もしげにうなずいた。

軍議を終え、諸将が帰っていく。
昌幸も廊下に得ると、嫡男の源三郎信幸が控えている。

「源三郎。お前は一足先に新府へ戻れ。西も大事だが、南が心配じゃ。そろそろ徳川家康が駿河口に兵を進めてくるころだ。」
「なるほど!様子、探ってまいります。」

戦国大名たちは、家臣の裏切りを防ぐため、その家族を人質として預かり、城下に住まわせていた。
昌幸も新府に屋敷を構えていて、昌幸の妻・薫と母・とりが暮らしている。
この日は昌幸と薫の長女・松とその夫・小山田茂誠が屋敷に来ていた。
おしどり夫婦だが、勝頼の差配により武田の結束を強めるための政略結婚だ。

信繁は、甲斐との国境あたりに布陣する敵情を偵察していた。
旗に記された「葵」の紋は、徳川勢だ。
信繁は偵察に夢中になり、家来の矢沢三十郎頼幸の制止も聞かず、深入りしすぎた。
案の定、敵兵に見つかり、危機一髪のところで逃げてきた。

信幸が諏訪から新府に戻ると、信繁は早速、徳川は国境に迫っていると報告した。

「恐らく、西の織田の動きを待って、一気に攻め込むつもりではないでしょうか。」
「誰の許しを得て、さように危ういところまで出向いた。勝手なまねをするな!」

信幸が、慎重になるよう促した。
武田の存亡を懸けた戦に臨もうとしている今、一人の軽率な行動が味方の足を引っ張りかねない。

「皆、西の織田勢ばかり気にしているので、南のことが心配になったのです。」

信繁の釈明は、昌幸の抱いた危惧と同じだった。

緊迫した戦況が続くため、昌幸が真田屋敷に帰るのはひと月ぶりだ。
側近の高梨内記らを率いて戻り、久しぶりに家族を顔を合わせたというのに、薫の表情が暗い。
この日、新府にいた木曽義昌の母親と子どもたちに磔の刑が執行され、
同じ人質という立場にいる薫の心に影を落としている。

「一体、武田のお家は、これからどうなるのです。」
「新府城は、この真田昌幸が知恵の限りを尽くして築いた、天下に聞こえた名城だ。
この新府こそが、最も安全な場所じゃ。
安心せい。この真田安房守がいるかぎり、武田が滅びることは決してない。織田信長の好きにはさせん!」

昌幸は自信満々の態度で薫たちを安心させ、信幸と信繁には大事な話があると居室へいざなった。

「武田は滅びるぞ。」

昌幸が重苦しい口調で告げた。
織田の勢力は「長篠の戦い」のころの比ではないほど強大になっている。
信繁が敵情を探ったことが役に立つかと思いきや、昌幸の関心は早くもほかに移っている。

「わしはこの城を捨てることにした。」

新府にいれば安全だと豪語した舌の根の乾かぬうちに、
新府城は未完成で、予想より早い織田の侵攻に耐えられそうにないと言う。

「源三郎、源次郎、よいか。
これは、わが真田家にとって未曽有の危機。一つ手を誤れば、真田家は滅びる。
この苦難、われら一丸となり、どんなことをしてでもこれを乗り切る。心しておけ。」

信幸との信繁は、新府の城下を見下ろす山の尾根に立った。
真田家は、長男の信幸の幼名が源三郎で、次男の信繁の幼名が源次郎と紛らわしい。
定石を踏む質の信幸は、昌幸の独特な発想を器の大きさの証しだと受け止めつつ、しばしば困惑する。

一方、ときに奇をてらうのを楽しむ信繁は、命に従っていれば間違いないと楽観している。
三十郎が、息を切らして山道を登ってきた。

「源次郎様あるところ、三十郎あり。目を離すなと、父に言われておりますので。」

三十郎の父・矢沢頼綱は昌幸の叔父で、真田家を支える重鎮だ。

三人で新府城下を眺めていると、山を登ってくる勝頼、昌幸、梅雪の姿が見えてきた。
山腹にある持仏堂に向かうのだろう。
信繁たちは持仏堂の裏手に回り、勝頼たちの様子をうかがった。

持仏堂では、勝頼が手を合わせ武運を祈っている。
その後ろで、昌幸と梅雪も手を合わせている。

「父上が築きあげたこの国を、わしは滅ぼしてしまうのか。」
「御屋形様にはわれらがおりまする。」

昌幸が励ますと、勝頼の表情がようやく緩んだ。

それからまもない 2 月 25 日。
梅雪が織田に寝返った。
梅雪は依然から織田・徳川と内通していて、
人質となっていた家族をひそかに脱出させたうえでの用意周到に計画された裏切りだった。

梅雪は離反したばかりか、徳川が武田領内に進入するよう手引きした。
さらには御一門衆筆頭として武田の兵力、軍略などを知る立場にあったため、
その一切が織田方に筒抜けになってしまった。

こうした事態に、勝頼は急遽新府城に昌幸、小山田信茂、跡部勝資ら重臣たちを招集し軍議を開いた。
跡部が籠城を主張し、信茂が華々しく討ち死にしようと訴えると、昌幸がずいと膝を進めた。

「お待ちください。まだこの戦、負けと決まったわけではございませぬ。
御屋形様、ぜひわが岩櫃白へお越しくださりませ。」

岩櫃城は上野・吾妻郡に築かれた山城であり、
勝頼に本拠の甲斐から撤退を促す思い切った進言だ。
跡部や信茂は物言いをつけるが、昌幸は最後まで望みを捨てなければ道は開けると力説した。

「岩櫃の守りは、この昌幸がすでに整え、鉄壁でございます。
加えて東は、沼田城を弟の信尹が守り、西の戸石城を嫡男・信幸に守らせれば、
信濃と上野を結ぶ道筋そのものが、巨大な要害となりまする。」

岩櫃で力を蓄え、再起を図ろうと懸命に説得する昌幸に、勝頼の気持ちが傾いていく。

「・・・・・・分かった。岩櫃へ行こう。」

信幸は廊下に控えていて、昌幸の熱意に感動すら覚えていた。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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