真田丸・ストーリー予告編とあらすじが読めるのはここ!第4話①
2016 年の超大人気 NHK 大河ドラマ「真田丸」
そのキャストの豪華さから、非常に話題になっている作品です。
このあらすじページシリーズでは、番組を文字情報でも楽しみたいという方のために、
詳細なストーリーを各話ごとにまとめていきます。
一つの記事が長くなりすぎないように、1 話を半分ずつに区切っていますので、
前半の記事を読み終えられたら、まとめページから次の記事へと移動なさってください。
それでは、ぜひ皆さんの楽しい番組視聴にお役立てくださいね^^
お好きなパートからどうぞ!
真田丸・第4話「挑戦」のあらすじ①
昌幸と信繁は、信長がいる諏訪の法華寺に入った。
果たして信長は、徹底抗戦を唱えていた真田を許し、臣下に迎えるのか。
「これも一つの戦である。父の戦いぶりをしかと目に焼き付けておけ。」
大勝負に挑む昌幸は、堂々と胸を張って歩いていく。
信繁もおのずと背筋が伸びた。
二人は控えの間に案内され、廊下から周囲を見渡した。
葵の旗が並んでいるのは、家康が来ているからだろう。
昌幸は、亡き武田信玄が軍配を振り、家康をとことん追い詰めた「三方ヶ原の戦い」を思い出した。
そのころ昌幸は、信玄から贈られた「武藤喜兵衛」を名乗っていた。
廊下の向こうから、室賀正武が来る。
一足早く織田の陣に加わった正武は、これから信長に会うという昌幸に良心がとがめた。
「お主と上杉との密約の件、すでに信長公のお耳に入っておる。」
「ひょっとして、上杉宛の密書を奪ったのはお主か?」
昌幸が知らぬふりで図星を指すと、正武はぐっと言葉に詰まり、逃げるように去っていった。
信繁はこの機会に、織田軍の備えなどを見て回ろうと境内の一角へ向かった。
弓立てに無数の弓が整然と並び、いかつい武将が点検している。
さすが天下の織田勢と信繁が感心していると、武将が、これは徳川の弓だと訂正した。
「見事でござろう。」
背後から聞こえた声に振り向いた信繁は、目の前にいるのが家康だとは知らない。
いかついほうは本多忠勝だ。信繁は問われるまま、真田の家中だと正直に答えた。
「ただ・・・・・・。わが真田は、もう少し先を行っております。
弓立てには、下に車を付けております。素早く大量の弓を運べます。私が考えました。」
家康がかすかに瞠目した。
ちょうどそこに、信繁を探して昌幸が来た。
「真田安房守殿でござるか。初めてお目にかかる。徳川三河守でござる。」
家康があいさつし、続いて忠勝が名乗った。
昌幸も名乗ってあいさつし、信繁をさした。
「息子の源次郎信繁でござる。」
信繁が頭を下げた。
親しく話しかけてきたのが、徳川家の当主だとは思ってもみなかった。
昌幸は信長への貢ぎ物に迷っていて、家康を控えの間へと促し、相談を持ちかけた。
「ここは馬ではいかがかな。」
家康が提案した。
信濃は名馬の産地だ。
昌幸がなるほどと膝を打つと、家康は話題を変え、「三方ヶ腹の戦い」では手痛い目に遭ったと苦笑した。
「武田軍に武藤喜兵衛という、えらく強い侍大将がおって、そいつにはほとほと手を焼きました。」
「存じませぬな。」
昌幸は眉一つ動かさなかった。
信幸は諏訪での信長と昌幸の対面が心配で、まんじりともしない。
深呼吸などしていると、松と梅が連れたって裏木戸から出ていき、少し遅れて、きりが尾行していくのが見えた。
松と梅は空き寺に入った。
その本堂に茂誠が身を隠している。
表の門で、作兵衛が見張りに立っているが、きりがあとから来て、当然のように中に入ってしまった。
梅が驚き、信繁に頼まれたと言い訳しながらもきりに口止めしていると、
表のほうから信幸と作兵衛がもめている声が聞こえてくる。
梅は身を翻して寺の本堂に駆け込んだ。
一足遅れて信幸が本堂に飛び込むと、松だけが座っている。
茂誠をかくまっているはずなのだが、信幸が問い詰めても、松はとぼけている。
そこにきりが楽しげに入ってきた。
「私たちね、三日に一度、ここに集まって、女だけの四方山話を・・・・・・。」
きりの話に松が調子を合わせ、梅も交えて年頃の娘らしい話題で盛り上がる。
信幸が本堂から出ていくと、須弥壇の裏で息をひそめていた茂誠がホッと肩の力を抜いた。
表では、作兵衛が面目なさそうにしている。
「父上が戻ってくるまでに、茂誠殿の行き先、決めておけ。」
信幸は不機嫌そうに立ち去った。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
いよいよ信長に謁見する昌幸と信繁。
果たして信長は真田家を許し、家臣として迎え入れてくれるのでしょうか・・・?
また、茂誠と松が元のように暮らすことができるのかどうかも、
管理人的には非常に気になるポイントです。
とっても仲が良い夫婦ですから、ぜひ元のように暮らせることを願っています^^
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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