真田丸・ストーリー予告編とあらすじが読めるのはここ!第12話①


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衝撃の展開ばかりでのどかなシーンが最近ほとんど見られない (?) NHK の大河ドラマ「真田丸」

この第 12 話では、徳川と拮抗するために真田がどのような手を打つのか、新たな策が繰り広げられます。

このあらすじページシリーズでは、番組を文字情報でも楽しみたいという方のために、
詳細なストーリーを各話ごとにまとめていきます。

一つの記事が長くなりすぎないように、1 話を半分ずつに区切っていますので、
前半の記事を読み終えられたら、まとめページから次の記事へと移動なさってください。

それでは、ぜひ皆さんの楽しい番組視聴にお役立てくださいね^^

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真田丸・第12話「人質」のあらすじ①

天正十二 (一五八四) 年四月、家康は「小牧・長久手の戦い」において、
秀吉に実質的な勝利を収めた。
この戦で家康の名は高まったが、秀吉軍はまだ余力を残している。

さらに、昌幸の暗殺に失敗したのはやっかいだ。
沼田の問題がこじれ、北条が敵に回れば、徳川は秀吉と北条との挟み撃ちに遭い、
致命的な痛手を受けるだろう。
ましてや真田が上杉にでもつけば、なおさら面倒なことになる。
真田は海津城での裏切りが尾を引き、上杉との関係は悪いはずだが、
何分、昌幸は面の皮の厚い男だ。

家康の心配性が高じていき、正信が苦笑した。

実際、昌幸は上杉と手を組もうとしていた。
家康とは手を切りたいが、それには上杉の力が必要だ。
帰属したいという書状を送り、景勝に断られたが、性懲りもなくまた書状を書き送っていた。

「何でも意のままに従うと言うてきた」

景勝は昌幸のしつこさにへきえきしながら、
どこまで無理難題を受け入れるか試すことにした。
そこで景勝が出した条件とは、信繁を人質として上杉に差し出すことだった。

昌幸から打診されると、信繁は思い切りよく引き受け、
三十郎を伴って越後へと出立した。

「この話、むしろよかったと思っている。
父とは、しばらく、離れたいと思っていた」

景勝という義を重んじる男が、信繁は嫌いではない。
心残りは、上田城で信繁の帰りを待つ身重の梅だ。
人質は命の危険が伴うが、できれば生きて帰り、生まれてくる赤子の顔を見たい。

春日山城に到着した信繁たちは、
控えの間で待たされた。
庭に目をやると、漁民らしき男が二人いて、
景勝に何か訴えに来ているらしい。

「大名が民の訴えをじかに聞くなど聞いたことがない。
景勝殿は、身分で分け隔てをされないお方のようだ」

そのおかげで、信繁たちが景勝に会うのは、
順番からして漁民たちのあとに回された。

信繁がこっそり直訴の様子をうかがうと、
漁民は北浜の長・治兵衛と南浜の惣代・又吉で、
漁獲と漁場をめぐる争いのようだ。

景勝は双方の言い分をきちんと聞いている。

「吟味のうえ、早々によい答えを出すことにしよう」

治兵衛と又吉が平身低頭して帰ると、
信繁はようやく景勝と対面することができた。

景勝が人質として信繁を指名したのは、
昌幸に息子を差し出す覚悟と度量があるかを試しただけではない。
信繁という若者に魅力を感じたからだ。
戦芝居をしてほしいと命を賭して頼みに来た信繁は、
必ず賭けに勝つという自信にあふれていた。

「会いたかったぞ、源次郎」

景勝が歓迎し、信繁を仏間に招き入れた。
上杉謙信の大きな位牌を置いた厨子がある。
その前で景勝が手を合わせ、背後に座す信繁に語りかけた。

「上杉は『義』のある戦いしかせぬ。謙信公の教えじゃ。
沼田の一件の折り、お主は誰も死なせずに、北条を追い払ってみせた。
民を大事にする謙信公の心を、わしはそこに見た」

信繁にとって、これ以上ない褒め言葉だった。

二、三か月が過ぎ、上田城の昌幸に、直江兼続から書状が届いた。
「沼田城を上杉に返してほしい」と記されている。
さかのぼれば、上杉が支配していた城だが、今は真田と北条が取り合っている。
上杉に渡すのなら、人質を出してまで支援を求めた意味がない。

兼続の真意を計りかね、昌幸が思案した。

「源次郎を人質に出したかいがあったぞ。
これは、あいつの仕事だ」

もしや兼続はまたも無理難題を吹っかけて、
真田の本心を探ろうとしているのではないか。
昌幸から解決を頼まれた信繁は、この疑問を、
直接、景勝にぶつけてみた。
すると驚いたことに、他国との談判はすべて兼続に任せていて、
景勝は今度のことを何も知らなかった。

「兼続に掛け合ってやってもよいぞ」

景勝は気さくに請け合った。

何日かして、信繁と三十郎は、漁民の治兵衛と又吉が春日山城に来て、
三か月前に景勝が吟味すると約束した一件で、
早く裁いてほしいと取り次ぎの小姓に訴えているのを目撃した。
だが、何も進捗しないまま、漁民たちは追い返されてしまった。

そのすぐあとに、景勝と兼続が来た。
景勝は訴えの解決を先送りにしていることが心苦しいのか、
事情の説明を景勝に任せて離れていく。

兼続が、ため息とともに景勝を目で指した。

「困っている者を見ると、まず先に力になると約束されてしまう」

気持ちに嘘はないが、できない約束を重ねることになる。
領民のもめごろはあとを絶たず、一つの争いを丸く収めれば、
次から次へと際限なく裁かなければならなくなる。
戦で疲弊した今の上杉に、それだけの余裕はない。

景勝が戻ってきて、ぽつりと漏らした。

「今のわしには、話を聞いてやることしかできぬ。・・・これが本当のわしじゃ」

景勝は人としての姿をさらし、
期待を裏切ったのではないかと信繁を見つめた。

「正直、きのうまで、私は御屋形様を尊敬しておりました。
今は、それ以上に、慕わしく存じます」

信繁は偽らざる気持ちを述べ、はたと気づいた。

「ひょっとして、例の沼田城の一件も」

案の定、景勝から兼続へのとりなしはなされていなかった。
しかも、昌幸に沼田城を引き渡す意思がないと知ると、
兼続は態度を硬化させた。

「上杉は、真田とは手を結ばぬ」

さいごに

いかがでしたでしょうか?

まさか信繁を人質に取るとは、景勝は相当に信繁のことを気に入っているんでしょうね。
景勝自身も実は心優しい大名であることが分かり (前からなんとなくわかっていましたが)
これから二人の間でどのような関係が築かれていくのか、とても楽しみになってきましたね^^

当サイト「カチレコーズ」では、今後も真田丸のあらすじをどんどん書いていきます。
ぜひブックマークしていただいて、放送の予習・復習にお役立てください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

真田丸のあらすじをまとめたページはこちら!

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