電力自由化への疑問「なぜ」や「どうなる」をわかりやすく解消!


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いよいよこの 4 月から、「電力自由化」が始まります。

電力自由化と言われても、何のことかサッパリ・・・。
管理人もこの話にはあまり詳しくありませんでした。

とはいえ、対岸の火事というわけでもなく、
すでに差し迫って自分に関係のあることなのかしら?ということがわかり、
以下の記事で情報をまとめたりもしてみました。

今回は、前回の記事執筆後にわかったアレコレを、
前回の記事を補足する情報として、さらにまとめます!

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電力自由化の疑問「なぜ」や「どうなる」をわかりやすく解消!

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さて、まずは「電力自由化」というものが何なのかを、
私なりにできるわけ簡単かつわかりやすくまとめていきたいと思います。

電力自由化によって変わること

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「電力自由化」を一言でまとめると、

・電気を売る
・電気を作る

このいずれとも、誰でもできるようにしたということです。

電気というのは、

①発電
②送配電
③小売

という、おおまかに分けて 3 つのプロセスを通って、
私たち電気を消費するところへと届けられています。

従来は、地域ごとに独占して特定の電力会社が、
この ① から ③ までのすべてを一手に担ってきていたわけです。

全国で10社の電力会社があり、
東日本大震災で騒がれた東京電力もこのうちの1社にあたります。

この仕組み自体は、元来電力を各地域に対して安定供給するために生み出され、
それなりのメリットがあるということで、これまでずっと継続されてきました。

ですが、供給地域が重複せず、かつ各地域 1 社という原則がある以上、
そのビジネスには一切の競争原理が働かないという問題も同時に抱えていました。
となると、当然ですが電気料金は一向に安くならないというわけなのです。

そこで、国が 95 年から法律を改正し始めて、
この電力自由化を実現するために少しずつ活動を行ってきました。

そして 2016 年 4 月。
ようやく、電気を誰でも作り、売ることができることになったというわけです。

先に挙げたプロセスで言えば、① と ③ が今回の自由化の対象ということですね。
では、② の送配電はどうなるんだという疑問が当然浮かびますよね。

ここは残念ながらまだ自由化されないんです。

もしここが自由化されてしまうと、送配電のための電柱の設置だとか、
地下への電線の埋設といったことまで、各社が担当することになってしまい、
大きな混乱をきたすことが予想されることがその理由です。

そもそもそんなことを起こしてまで自由化するメリットが、
送配電というプロセスにはないということですね。

そのため、今後も地域の電力会社が送配電は引き続き担当することになります。
ただし、2020 年までには各社の送配電部門を地域の電力会社から引き離し、
独立・中立性を持った会社として運営させたいという意向を国は持っています。

電力自由化でどれぐらい安くなのか?

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これはまさに千差万別で、
単身世帯なのか、共働き世帯なのか、
それともファミリー世帯なのかでもだいぶ変わります。

年間で言えば、従来よりも 1 万円以上やすくなるケースもあるようですが、
当然そうでないような場合ということもあるんです。

また、今回の自由化で参入してきた会社の多くが、
売電そのものをメインの商品としては扱っていないということも、
今後契約する会社を選ぶ上では大きなポイントになります。

「会社の切り替えだけでは、正直あまり大きなメリットは得られない、
だけれど当社の○○というサービスとのセットであれば、年間 X 万円安くなります!」

こんな具合ですね。

自分が頻繁に使用するサービスや事業者を選び、
適切なプランを選ばないと、電力自由化によるメリットは得られないことも十分あり得ます。

電力供給をしてこなかった会社が売電しても本当に安心なの?

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これは誰もが気になるポイントだと思います。

急に停電してしまうだとか、
電気の質 (電圧だとか安定供給) が悪くなる
といったことですね。

こういった部分というのは、あくまでも送配電によって左右されるもので、
今回自由化される発電・小売によって左右されるものではありません。

前述のとおり、送配電は引き続き地域の電力会社が担当し続けますので、
これまでと電気の質が変わるというようなことも起きないのです。

また、仮に新電力会社が発電できなくなったというようなことがあっても、
送配電会社がほかの電力会社から電気を融通してもらう制度になっているため、
突然電気が来なくなったりするということもありません。

融通してもらった電気には上乗せ料金が発生することになりますが、
これを支払う義務を持つのはあくまでも事業者ということになっているため、
消費者が最終的に支払う料金にそれが上乗せされるということもないんです。

いろいろと手続きが面倒そうだけど

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まず、今の電力会社との契約を維持する場合、
特に新しい手続きをしたりする必要はまったくありません。

なので、面倒そうだから今はまだ何もしたくないということであれば、
放置しておくだけで大丈夫
なんです。

もし新たな会社を比較検討して、安くなるなら契約を変えたいという場合でも、
各社ホームページや電話での申し込みひとつで手続きが完了するようになっていますので、
面倒な手続きを前の会社と新しい会社の両方に対してすることになることもありません。

新たな電力会社と契約する時点で、その新会社が旧会社に対して、
解約等の必要な手続きを代行することになっていますので、
その点を心配することもないんです。

ただし、マンションやアパートで一括契約していて、
各戸に電力供給している場合は、電力会社を自分で変更することはできません。
こういった場合は、まず管理組合や理事会などに問い合わせてみる必要があります。

電力会社がつぶれてしまったら?

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万が一そうなってしまった場合、地域の電力会社が一時的に供給を担当する制度になっているため、
契約先の会社がつぶれてしまっても、電気が止まったりすることはありません。

ただし、元の料金よりは割高になる場合もありますので、
できるだけ早く新たな契約を行う必要があります。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

あれこれと調べて、なんとなく見えてきた電力自由化。
このページが少しでもみなさまのお役に立てますと幸いです。

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それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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